こんにちは。現在、多くの小学校が卒業式の練習に熱を注いでいるようです。本日も小学６年生の生徒さんより午後はずっと卒業式の練習をしていたというお話を伺いました。

卒業式の練習についてのお話を伺っている中で、卒業生が最後に言うあいさつの事を『門出の言葉』という事を初めて聞きました。私の卒業式では『別れの言葉』でしたので、少々驚きました。

個人的に、『別れ』という言葉は、「今までの生活が終わる」という印象がりますが、『門出』という言葉は、「新しい生活が始まる」という印象があります。私は、『門出の言葉』の方が、新しい学校での決意表明を行なっているように感じ、非常に良い言い方だと思いました。

日本語は、少し言葉を変えただけで印象が変わることが多々あります。それが日本語の面白い所で良い所だと本日生徒さんとの何気ない会話で、再認識させて頂きました。